魔よけの鬼瓦が風鈴に

【いぶし銀の風鈴】

 三州鬼瓦窯元の「鬼福」(碧南市住吉町)=鈴木良社長=は、現代のライフスタイルにも取り入れやすい静かな音の「鬼瓦風鈴」を作り、話題を集めています。昨年の夏に同市の中山神明社(同市源氏神明町)からの依頼で製作した風鈴をたくさんの人に広く使ってもらいたいという思いから神社の許可を得て、今月から一般販売を開始しました。

静かな音が特徴

 魔よけの意味を持つ鬼瓦をモチーフにした風鈴は、小さくても厄除けの縁起物として気軽に飾れます。鉄製の小型風鈴を鬼瓦で覆う構造になっていて、鬼瓦の大きさは幅5㌢、奥行き、5㌢、高さ3・5㌢。重さは100㌘。釉薬を使っていない「いぶし銀」仕様で、鬼瓦と同じ製法で作られています。

 鈴木さんは「どんな家庭でも飾れる縁起物として玄関やベランダなどさまざまな場所で使ってもられたら」と話します。価格は1個2970円。数量限定。同社のオンラインショップまたは、同神社で購入可。8月1日は同神社で行われる「夏詣」会場でも購入できます。午前9時~午後3時。雨天中止。販売サイトはhttps://shop.onifuku.com/

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