知立・重原城跡でタケノコ掘り

小学生や住民らが参加 学校給食に使用

【協力してタケノコを掘る小学生】

 上重原町内会が4月23日、同町公民館付近にある重原城跡の堀跡が残る竹林(私有地)で、学校給食に利用するタケノコ掘りを行いました。
 昨年からの取り組みで、NPO法人かきつ畑が協力。約200人が参加しました。
 竹林では、親子や友達が協力してくわやスコップを使って掘り、タケノコが採れると、町内会が設置した撮影スポットで、うれしそうな笑顔を写真に収めていました。
 子どもたちは「地面が硬かったけど、スポンと抜けて気持ち良かった。大きいのが採れた」。「お母さんと一緒に頑張った。給食も楽しみ」。母親も「子とも初めてで、体験できて良かったです」と笑顔で話しました。
 1時間ほどで約200㌔を収穫。6月の小中学校の給食で提供されます。
 同町の区長は「いろいろな地域からたくさんの人が来てくれました。上重原の歴史も感じてもらえたのでは」と目を細めます。
 同町の農業生産者らでつくる「ほっこりふれあい市」のメンバーが、採れたてのタケノコを使った料理を振る舞いました。

知立くらしのニュース2023.05.26掲載

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