チアで世界3連覇 刈谷の中高生らが快挙

 愛知県刈谷市の中高生3人が所属するチアダンスプロジェクト「SPG CHEERDANCE PROJECT」(大府市)が、4月に米国で開催された世界大会「THE DANCE WORLDS」のSmall Pom部門で優勝し、3年連続の世界チャンピオンに輝きました。
 メンバーは、刈谷市在住する高校3年の江島瀬奈さんと、中学3年の小原杏稟さん、加藤葵海さんを含む9人。世界31チームを相手に、高難度の技を次々と決め、2位に大差をつけて頂点に立ちました。同チームは来年の同大会出場権も獲得。

 3年連続出場の江島さんは「今回の結果発表が一番ドキドキした。1位と聞いて涙が止まらなかった」と感慨深げに語り、母親たちが現地で作ってくれた弁当に元気をもらったことや、優勝後にみんなで食べたアメリカサイズのピザを思い出に挙げました。
 2度目の挑戦となった小原さんは「今シーズンは悔しいこともあったが、連覇は本当に幸せ。もっと成長したい」とさらなる高みを目指します。
 初出場の加藤さんは「試合時間に合わせ、朝3時起きが大変だったけど、憧れの先輩たちと同じ舞台に立ててうれしかった。他国の選手との交流も大きな経験。来年も頑張りたい」と目を輝かせていました。

『世界ナンバーワンに輝いたSPG CHEERDANCE PROJECTのメンバー』

関連記事一覧