寝技「シバロック」を考案

柴田道場代表の柴田道秀さん

【シバロックで抑え込む柴田さん(右)】

 刈谷市体育館で稽古している柴田道場を主宰し、豊田自動織機の監督を務めている柴田道秀さん=刈谷市=は「シバロック」という寝技の考案者として知られています。東京五輪の女子柔道78㌔級で金メダルを獲得した濵田尚里さんが2回戦でこの寝技を繰り出し、相手を抑え込みました。
 シバロックは仰向けになった相手の腕を固め、相手の側面に付いて抑え込みます。柴田さんが国士舘大学の学生だった2007年に編み出し、「シバロック」と命名されました。
 「自分が考案した時よりも、今はかなり進化しています。五輪で濵田選手が使ってくれたのをテレビで見ていて、うれしかったですね」と照れくさそうに話していました。

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