「気軽に来てね」らくらく会
「学校へ行くのは苦手」。そんな気持ちを抱える子どもたちと、その家族がほっとできる場所「らくらく会」が、火曜日の午後1時~3時、愛知県知立市の福祉の里八ツ田で開かれています。
代表の菊地有希さん は、3人の子の母親。自身も不登校の子を持つ親として「子どもも親も、力を抜いて“らく〜に、楽しく”過ごせる場所がほしい」と、昨年9月に同会を立ち上げました。
学校は苦手だけどここなら
会場には、絵本やおもちゃ、折り紙、絵画道具など、誰でも楽しめる遊びがいっぱい。市内企業の支援によるおやつも用意され、訪れた子どもたちは、それぞれのペースで好きなことをしたり、気の合う子と遊んだりと、ゆったりした時間を過ごしています。
「不登校は“なおす”ものではない」と捉えている菊地さん。「兄弟でも不登校の理由は全然違う。長男はやりたいことがはっきりしていて家で学ぶ道を選び、次男は学校に行きたい気持ちはあるけど、うまくいかないようで。兄を見ている長女は今は学校が好き」と話し、「不登校の理由は子どもの数だけがある。だからさまざまな形の居場所があっていいのでは」と語ります。
「会には、悩みに共鳴する仲間がいます。ぜひ、気軽に遊びに来てください。家の中にこもりがちな子や家族たちが、一歩を踏み出すきっかけになればうれしい」と優しく呼びかけています。
予約不要。無料。保護者だけの参加も可。問い合わせは菊地さんのメール=rakurakukai2024@gm
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