カヌーC500mで全中V

新香山中3年の若宮駿士さん

 新香山中学3年の若宮駿士さんが、8月19日~22日に山形県で開かれた「JOCジュニアオリンピックカップ全国中学生カヌー大会」の男子カナディアンシングル500メートルで優勝。10月12日に市役所で、頂点に立った喜びを、中根康浩岡崎市長に報告しました。

  市長に喜びを報告

【優勝カップを手にする若宮さん(左)と7種目で上位入賞したカヌー部の河野文晃主将。
河野主将はK-2で第3位、K-4で第2位と部をけん引した】

 若宮さんは「カヌーができる環境が近くにあって楽しそうだから」と中学から始めました。
 初の全国大会で、優勝に輝き、部活に加えて他の部員らと通った「クラブでの練習」を勝因に挙げます。「一人じゃ行きにくいけど、仲のいい学年のみんなと一緒だったから、自分も行こうと思えた」。日々のつらい練習も、「どうやって楽しくさせるかを考えている」と糧にしました。
 全国では、初日の予選は「すごく緊張したが、準決勝、決勝とリラックスし、集中してレースに臨めた」。

【若宮さん(中央)】

 頂点に立ったことに「うれしい気持ちは、すごいあるが」と喜びの一方で、複雑な心境も吐露。昨年度はコロナ禍で中止となり、「先輩たちは自分よりも速くて…」とおもんぱかります。

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