長善寺で子ども食堂スタート

毎月第3火曜 学習支援やカレー提供

【親子にカレーを手渡す丹羽住職】

 刈谷市西境町の長善寺で2月から、多世代コミュニティースペース・子ども食堂「ほっとライス長善寺」がスタート。毎月第3火曜午後3時30分~7時、丹羽一堂住職とボランティアが協力し、地域の小中学生の学習支援や遊びの場を開設。希望者にカレーを提供します。
 同市神明町の桜市民館で毎月第4土曜を中心に市民団体「ほっとライス」が子ども食堂を開いており、市北部の拠点として長善寺に開設を打診。以前から同寺では供物を施設に届けたり、子ども向けにイベントを開いたりしていたことから、子ども食堂の活動に賛同。ボランティアには愛知教育大学の学生も加わることになりました。
 初日の15日は新型コロナウイルス感染予防で規模を縮小し、カレーをテークアウトで提供するだけの形に。3組の親子が訪れ、丹羽住職の妻章子さんが手作りしたカレーに文房具などを添えて渡しました。食材の米は、寒行の托鉢で市民から寄付されたものを活用。丹羽住職は「幅広い世代の人々が集い、楽しく気軽に交流できる場所になっていけば」と話していました。
 次回は3月15日。カレーは小中学生100円、大人300円。参加の申し込みは、同寺へメール(tyozenji+h
otrice@gmail.com)で開催日前日まで受け付けます。①児童生徒氏名②学校名・学年③保護者氏名④住所⑤電話番号⑥その他の連絡先⑦食事(弁当)の希望有無・大人と子どもの個数を明記。問い合わせは、長善寺TEL0566-36-8386

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