碧南の無我苑で能面展

【杉浦さんが手がけた能面】

「小飛出」や「増女」など約30点を展示

 碧南市哲学たいけん村無我苑で、同市中後町の杉浦壮雲さんによる能面展が開かれています。30日まで。同会場での個展は12回目。3年ぶりとなる作品展には、口を大きく開け目玉が飛び出したような形相の「小飛出」や、額とこめかみに血管が浮き出て険しい表情をした「筋怪士」、目や鼻筋が細く、悲しみに暮れている女の「泣き増女」など約30点を展示。作品名と説明を合わせて展示し、分かりやすくなっています。
 見る角度によってさまざまな表情に変化する能面。「今回は女性、男性、それ以外と、ジャンル別に展示し、それぞれの違いを見比べることができるようになっています」と見どころを話します。

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