「いこまい刈谷」がNPO法人に 

食品と笑顔を届けて

 家庭で余っている食品を集め、必要とする人に無償で届けている愛知県刈谷市の市民グループ「いこまい刈谷」が9月1日、NPO法人として再スタート。高まる需要に応え、活動の充実を図ります。


 活動3年目。提携するコンビニエンスストアに市民が持ち寄った食品や、企業から譲り受けた非常食品を、市内の包括支援センターを通して生活が苦しい人などに寄付する他、サッカーチームFC刈谷の選手たちと協力して、試合会場で配布しています。


 「NPO法人の認定を受けたことで、社会的な信頼度が増し、食品の供給先も広がると期待しています」と代表の吉田千秋さん。介護タクシー業を営み、「きっかけは、お客さまの降車時の笑顔。人の役に立つ喜びを教えてくれた」と言い、「刈谷を笑顔あふれる街にしたい」と話しています。
 問合わせは いこまい刈谷事局☎0120・47・1148

【「笑顔あふれる街に」と吉田代表】

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