目玉は採れたて野菜「でんまるしぇ」オープン〈安城〉

でんまるしぇオープン前日の様子

 JAあいち中央の複合施設「でんまるしぇ」が6月20日、安城市安城町(安城更生病院西)にオープンしました。

JR安城駅から安城産業文化公園デンパークのほぼ中間地点に位置する同施設。

「ファーマーズマーケットでんまぁと安城中部店」やテイクアウト専門の「はたけのカフェ」、来年度開設予定の産直就農塾「でんファーム」が並びます。

地元農畜産物「碧海そだち」を「知る」「選ぶ」「買う」「食べる」「作る」の体験を通し、もっと地元農畜産物好きになってもらう目的の体験型施設です。

 碧海地区で4店舗目になるでんまぁと同店では、地元産の採れたての野菜や果物、花などが店頭にぎっしり。

碧海そだちの「冷凍カット野菜」コーナーには、手間のかかる下ごしらえなどが済んだ調理済みの野菜が豊富にそろい、地元飲食店が碧海そだちの野菜を使用して作ったハンバーグやパスタなどの冷凍品も販売しています。

店舗入り口前では野菜をたっぷりと使用した「碧海そだち弁当」の冷凍自動販売機や、農作物の冷蔵自動販売機(7月1日から)があり、24時間販売します。

産直野菜の加工や調理ができるシェアキッチンなども設置。

はたけのカフェでは、碧南特産のニンジン「へきなん美人」をペーストにし、旬の野菜を添えた「やさい畑カレー」(800円・ごはんは別売り)や、品種の違うイモの食べ比べができる「旬のいもくらべ」(380円)の他、「旬のやさいクレープ」(400円)などが楽しめます。いずれも、野菜は地元産の旬にこだわり、時期によって変わるのも楽しみ。

でんまぁと店長の犬塚哲さんは「農家さんの商品を見てもらいたい。碧海そだちを見てもらうための舞台です。目玉は全ての野菜です」と、新鮮さと安心の地産品をアピールします。

でんまぁと安城中部店は午前9時~午後6時、はたけのカフェは午後3時まで。、定休日は毎週火曜(祝日の場合はその翌日)。

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