日本料理小伴天が創業100周年

 碧南市源氏神明町の「日本料理 小伴天」が創業100周年を迎えました。1920年(大正9年)に碧海郡棚尾村=現碧南市弥生町=で、初代文二郎さんと妻のきりさんが、畑仕事の帰りに気軽に晩酌できる食堂として開業。現在は4代目の長田勇久さんを中心に三兄弟で店を切り盛りしています。

 同店の名物は「うなぎ料理」三河の食材を使った四季折々の会席料理。厳選された西尾一色産の上質な「うなぎ」を中心に使い、三河の本格みりんやたまりをブレンドした秘伝のたれで仕上げ、炭火にて丹念に焼き上げています。

大正時代から続く伝統の「炭焼き鰻」

【人気メニューのひとつ「うな丼(上)】

 季節料理は碧南産の「いちじく」を使った評判の「いちじく会席」や季節の三河料理が楽しめます。また、同店は初めて和食の真空調理を始め、その経緯で三代目の銑司さんが有名テレビ番組「料理の鉄人」に出演しました。

 昨年には四代目社長が店長を務める「はなれ 一灯」とともに「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」に掲載されました。

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