絵画とデジタル彫刻楽しんで

パティオ池鯉鮒で29日まで

【デジタル彫刻を作る加藤さん】

 パティオ入会地ギャラリー展「リリオデッサン同好会展」と「デジタル彫刻展」が11月29日まで、パティオ池鯉鮒でが開かれています。
 発足21年のリリオデッサン同好会は、毎週火曜に新地公民館で活動、白士会の飯田史朗委員に習っています。
「一日中の日もあり、その日で仕上げられるのがいいですね。会の雰囲気も和気あいあいとしていて楽しい」と名古屋市の女性。
 作品展には12人が、人物や静物のデッサン画の他、パステル画、日本画など約50点を出品。色紙から80号の大きさです。「好きな角度からしっかり見つめて描くデッサンは絵の基本で、個々の作品に生かされています。ぜひご覧ください」と倉知紀子代表。
 デジタル彫刻展には、逢妻町の工房「ファクトリーラボ・カトウ」で制作した加藤昌明代表他、20、30代の会社員やフリーランス、学生など6人が出品。
 同工房のレーザーカッターで精密な模様をかたどった木製のテーブルランプや、写真や絵をUVプリンターで印刷し、光を照らして浮き上がらせる置物などを並べます。その他、小物入れや3Dプリンターで作ったオブジェなども。
 同工房を運営する加藤代表は、営んでいた金型工場を改装し、デジタルやアナログの工作機械を自由に使えるよう開放しています。「デジタル庁もできて注目されている分野です。平面の写真や絵を立体にして飾れるのは楽しいですよ」と来場を呼び掛けます。

(知立くらしのニュース2020.11.27掲載)

(このイベントは終了いたしました)

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