浮世絵と日本画の世界

【歌川広重「名所江戸百景 亀戸天神境内」1856年】

 高浜市のかわら美術館で館蔵品展「浮世絵と日本画~広重の視点・日本の美~」5月30日まで開かれています。開館当初から質の良い浮世絵を収集、保存している同館の浮世絵コレクション・歌川広重「名所江戸百景」を紹介。展示されるほとんどが貴重な初版作品で、鮮やかな色使いや細部の質感を感じることができます。

 日本芸術の特徴を用いた館蔵品の日本画の中から、瓦ややきものに関する作品も合わせて紹介するほか、修復を終えたばかりの高浜市指定文化財「六道絵」と「浄土図」(南海山地蔵寺寄贈)も特別展示されます。

 「蕎麦猪口に描く」陶芸絵付け体験(事前予約制)、ギャラリートークなどや、館内レストランOmiでは会期中、企画展限定コラボメニューが味わえます。開館は午前10時~午後5時。観覧料は高校生以上300円、中学生以下無料。月、火曜、5月6、7日休館(5月3~5日は開館)。

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