絵本「於大のみち」読んで!

刈谷駅前商店街が小学校に1700冊寄付

【金原教育長(右端)に絵本を手渡す沢田さんら】

 刈谷駅前商店街振興組合は3月10日、郷土の歴史を題材にしたオリジナルの絵本「於大のみち かりや」(1700冊)を刈谷市に寄贈。理事長の沢田佳代子さんら3人が市役所を訪れ、金原宏教育長に手渡しました。
 於大とは、刈谷城主の水野忠政の娘で徳川家康の生母。刈谷駅前の「アクアモール」は、於大にゆかりのある道として、同商店街がPRしています。
 絵本は2015年、同組合が開いた歴史講座の受講生らによる刈谷歴史文化研究会が制作。ポケットサイズ(縦14センチ、横10・5センチ)でじゃばら折り。広げると「於大のみち」が展開されるようになっており、この道のエピソードを分かりやすく解説しています。
 「於大の方は、刈谷の誇りだと思っています。一人でも多くの児童に刈谷の歴史を知ってもらえたらうれしい」と沢田理事長。絵本は、刈谷市内の全15小学校に配布されました。

(刈谷ホームニュース2021.04.09掲載)

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