元強豪コンビが全国大会で激突

全国中学ソフトテニス大会 朝日中の豊田君と清明中の酒井君

「全国の舞台で会おう」約束から2年半

【朝日中の豊田君】

【清明中の酒井君】

 小学校時代に強豪ペアとして全国大会出場の経験もある豊田祐冴君(刈谷市・朝日中3年)と酒井泰輝君(東京・清明学園)が8月17~19日、栃木県で開催された第52回全国中学校ソフトテニス大会の団体戦で対戦。「全国の舞台で会おう」と交わした2年半前の約束を果たしました。

 両校は初戦で激突。3ペアによるトーナメント方式で行われ、2人は1試合目で戦いました。結果は、豊田君ペアが酒井君ペアを圧倒し、4―0のストレート勝ち。酒井君は「どこに打っても取られた。負けてしまったけど、楽しかった」と振り返り、豊田君も「すごく成長していた。楽しかったです」と白い歯をこぼしました。
 団体戦は朝日中を退けた清明学園が日本一に。豊田君は個人戦にも出場し、5位入賞の好成績を収めました。
 2人は小学校時代に刈谷ジュニアクラブでぺアを組み、全国大会に出場するなど活躍。酒井君がかりがね小を卒業後、東京の中学校に進学することになり、豊田君がボールに「全中で会おうね!」と書いたボールをプレゼント。酒井君はこのボールをラケットバッグに入れて練習に励んできました。
 今後の進路は未定ですが、豊田君は「高校でもインターハイなどの全国大会で、また対戦できたら」と胸を膨らませています。

(刈谷ホームニュース2021.9.10掲載)

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