雪辱果たし県97組の頂点

ソフトテニス 知立中出身の高3・尾﨑君

【高校最後の県大会で優勝した尾﨑君】

 知立中出身で岡崎城西高3年の尾﨑勇吾君が、ソフトテニスの「県総合選手権」(7月21、22日、一宮市)で97組の頂点に立ちました。
 高校2年の9月からペアを組む花井淳希君=東海市=と挑んだ高校最後の大会。インターハイ出場を逃したこともあり、「5月の予選は自分たちのプレーができなかった。最後にもう一度結果を残したい」と奮起。
 大会には地区予選突破の89組とインターハイ出場の8組で争われました。「ダブル前衛」という変則的なフォーメーションが武器で、「2人ともガツガツいく」のが持ち味。
 インターハイ出場の強豪ペアが次々と敗れる中、勝ち上がり、決勝は負けたことがない同じ高校のペアと対戦。「プレッシャーを感じなかった。周りがインターハイ出場者ばかりだったから、逆にリラックスできた。でも、まさか優勝できるとは思わなかった」と喜びをかみしめました。
 姉の影響で中学のソフトテニス部に入部。3年時には刈谷・知立大会で優勝し、県大会にも出場。「もっと強くなりたい」と高校は強豪校へ進みました。
 尾﨑君は「ソフトテニスにはいったん区切りを付けますが、いろいろな魅力があり、楽しいスポーツ。将来、中学校の教員になって教えるのが夢です」と新たな目標を掲げます。

知立くらしのニュース2021.9.10

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