葦船の「コロまる」見に来てね!

第14回の油ヶ淵葦船学校で製作した葦船「コロまる」が、碧南市の油ヶ淵水辺公園管理事務所前に展示されています=写真。


 同校は油ヶ淵美化ネット(山中功博代表)が油ヶ淵に自生している葦に着目し、葦を活用した学校を2008年に立ち上げ、水質浄化活動を行ってきましたが、昨年閉校。「コロまる」は、昨年10月の最後の活動で製作されました。

油ヶ淵水辺公園管理事務所前に展示


 乗船会を終え、活動も終了したことから、焼却される予定でしたが、「コロまるを燃やすのは忍びない」との声が上がり、23年1月末まで展示されることになりました。
 今年80歳を迎える山中さんは「1年寿命が延びた葦船を多くの人に見てもらう機会ができてうれしい」とほほ笑み、「閉校後も葦狩りや油ヶ淵流域水環境モニタリング活動は継続し、油ヶ淵を見守っていきます」と話します。

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