刈谷「消防女子頑張ります!」

10月の全国操法大会に初挑戦

 愛知県刈谷市内の女性消防団員7人で結成する「刈谷市女性消防隊」が、10月に東京都で開催される「第25回全国女性消防操法大会」に県代表として初出場します。目標は「日本一」。4月6日から訓練を始め、技術とチームワークを磨いています。

 刈谷市で女性消防隊がが結成されたのは初めて。メンバーは市の女性団員第1号の山内さんを隊長と、会社員、教職員、学生7人で構成。20代の6人が、持ち運び可能な軽量ポンプを使い、消火技術を競います。
 隊員たちは所属分団の活動に加え、仕事や学校の合間を縫って夜間に刈谷消防署などに集合。週2日、消防署員らの指導を受けながら消火ポンプの扱い方やホースのつなぎ方などを習得しています。
 放水を担当する内山さんは「水圧に負けないフォーム、きびきびした所作を身につけたい」。「被災時に、誰かを助けられる人になりたい」と消防団に入団した中村さんは「全国大会で結果を残し、女性団員の存在を多くの人に知ってもらいたい」と目を輝かせます。
 山内さんは「選手ファースト。みんなが集中して訓練に取り組める環境をつくっていきたい。全員で力を合わせて、目標達成します」と力を込めます。

【日本一を目指す
刈谷市女性消防隊】

 

関連記事一覧