刈谷城盛上げ隊「我ら結成10周年なり!」

9月に記念イベント

 2013年5月の結成から10周年を迎えた「刈谷城盛上げ隊」(愛知県刈谷市)。 刈谷城築城主の水野忠政をはじめ、水野勝成など歴代藩主ら6人が活躍しています。
 さまざまな会場に甲冑姿で登場し、迫真の殺陣や華やかな演舞を披露。郷土の魅力と歴史を発信しながら、「戦に勝つなり!」とまちを盛り立てます。


 NHK大河ドラマ「どうする家康」にも登場し、関心を集めている「刈谷城」。同隊節目の年に、決意を新たにする6人は「刈谷城の名を世界にとどろかせたい」と気勢を上げています。


 市歴史博物館や刈谷ハイウェイオアシスに定期的に“出陣”し、「触れ合うことのできる武将」としても人気。身近な話題を織り交ぜたトークで、市民との親睦を深めます。
 「高校生に『小学校に来てくれた時のことを覚えています』と言われ身が引き締まった。我々との出会いで、子どもたちは郷土の歴史に触れる。中途半端では許されまい」と藩主ら。「熱き時代を生き抜いて、現世によみがえった姿をお見せしたい」と力を込めます。


 結成10周年祭が9月24日に刈谷ハイウェイオアシスで開催されます。「他市から多くの武将や忍者が加勢してくれる。ぜひお越しくだされ」

【“現世によみがえった藩主たち”(後列右から)平和主義の松平定政、徳川家康の祖父水野忠政、破天荒な水野勝成、礼儀正しい水野忠清、(前列同)華麗に舞う阿部正春、冷静沈着な土井利信】

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