知立出身の洋画家乃村さん親子が絵画展 6月1~9日

パティオ池鯉鮒 「人物と動物を楽しんで」

【乃村豊和さん㊧とノムラカツキさん】

 知立市出身の洋画家・乃村豊和さんと次男で同・ノムラカツキさんの絵画展が6月1~9日、パティオ池鯉鮒で開かれます。
 バレリーナなどの人物画や風景画を得意とする“郷土の芸術家”乃村さんと、動物を描くカツキさんが出品。乃村さんは「モチーフの違う2人の作品を楽しんでいただけます。ぜひ見に来てください」と来場を呼びかけます。
 日米を往来して作品を発表してきた乃村さんとともに、カツキさんは中学2年時に米国に渡り高校・大学でさまざまなアートを勉強。身近にあった動物園で動物を題材にして腕を磨いてきました。
30歳から日本でも活動を始め、コロナ禍になると拠点を日本に。モチーフはライオンやキリン、ゾウ、シロクマなど大型の動物。
 「生体も調べ、形はリアルですが色で感情を表しています。出身の知立で作品が発表できてうれしいです」。その他、粘土細工や、自作の絵本も展示します。
 乃村さんは50年間描いてきたクロッキー画も出展。「〝生きるとは、人間とは何か〟を追い続けているテーマを感じ取ってもらえれば」
 午前10時30分~午後5時。6月5日休館。入場無料。

知立くらしのニュース2023.05.26掲載

関連記事一覧