元大関魁皇の浅香山部屋を応援《知立》

知立市のヴイテックが宿舎を建設

【宿舎完成を喜ぶ金山会長、浅香山親方ら】

 知立市西町の自動車用樹脂部品製造業ヴイテックが、大相撲名古屋場所に向けて、同社敷地内(国道1号沿い)に元大関魁皇の浅香山親方率いる浅香山部屋の宿舎を完成させました。6月8日、同部屋の力士9人と同社、工事関係者ら40人が出席して竣工式を行いました。
 同社の金山史雄会長と浅香山親方が知人を介して知り合いだったことから、昨年、宿舎を探していた親方に協力。宿舎となる場所が見つからない中、「自分が受けて立とう」と決めた金山会長が会社の駐車場に急遽、仮設の宿舎を設置。これからも応援していく気持ちを込めて、今年、新たに常設の宿舎を建設しました。
 宿舎は2階建てで、練習場、大部屋、炊事場、風呂、シャワー、トイレを完備、2階は個室が10部屋並んでいます。親方も「立派なものを建てていただいて感謝しかない。恥じないような相撲をしたい」と話します。
 西尾市出身の魁勝は「しっかり成績を残し、十両昇進を目指す」。清州市出身の魁清城は「応援を力に変えて全勝を狙う」とそれぞれ気合十分。
 金山会長は「名古屋場所の活躍を期待するのはもちろん、地元の人たちにも応援していただけるような魅力ある部屋に育ってもらいたい」と激励します。
 名古屋場所は7月9~23日ドルフィンズアリーナで開催。稽古開始は6月23日からで、自由に見学できます。時間は午前7時30分~10時ごろまで。

知立くらしのニュース2023.06.23掲載

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