知立南小通学路の安全を確保

スクールガードや住民らが除草作業

【草を刈り、マムシ出没を防ぐ有志】

 通学路の安全対策に待ったなし―。夏休みが終わる4日前の8月28日、新林町と谷田町の住民らが、知立南小通学路の草刈りなどを行いました。
 緊急事態宣言発令で毎年、学校関係者や保護者で行われていた草刈りは中止に。今回は、スクールガードや見守り隊、地域のボランティア団体の有志25人が作業に参加しました。
 「児童たちはコロナや暑さ対策だけでも大変なのに通学路が草で覆われ、揚げ句にマムシを心配しながら登下校することは避けたい」とスクールガードリーダーの野村敏子さん。
 この日は2時間かけて、新林町の東新切公園から南側を流れる割目川に沿って同小グラウンドまでの約350㍍と学校周辺を除草。
 新林町の大野心一区長は「きれいになったので、安心して歩いてもらえる。これからも地域と学校が連携して、子どもたちを守っていきたい」。福井信也校長は「児童たちのためにと有志で草刈りをしていただき大変助かりました」と感謝を述べました。
 同小ではスクールガードを中心に通学路の安全点検に取り組み、野村さんは「いろいろな条件があり、改善には時間がかかりますが、児童たちの安全を願って活動を続けていきたい」と話します。

知立くらしのニュース2021.09.24掲載

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