中学生チームが世界で“銀”

科学技術の頭脳オリンピックで活躍 刈谷少年少女発明クラブ

 愛知県刈谷少年少女発明クラブの中学生チーム7人が、アメリカのミシガン州で5月に開催された科学技術の頭脳オリンピック「OM世界大会」のビークル種目中学生部門で世界2位に。全参加745チームの中から、優れた創造力を発揮した5組だけに贈られる特別賞も受賞しました。


 メンバーは、花岡さん、本多さん、酒井さん、古田さん、河村さん、 中川さん、井出さん。
 キャプテンの花岡さんは「世界中の同世代と同じテーマで競い、結果を残せたことは大きな自信に。これからの自分たちの背中を押してくれると思う」と喜びをかみしめます。 
 

 8カ国61チームが参加した同部門では、オリジナルの英語劇で発表する「長期課題」と、会場で出される「当日期課題」の総合評価点で順位を決定。
 英語劇には、サドルを前後にスライドして車輪を回転させる2人乗りビークル「海賊船」と独自のマジックハンドを制作。その機能を駆使して「高所にある宝物(目標物)を回収する」というストーリーを組み立て、スピーディーなパフォーマンスと巧みな操作で、高い評価を得ました。
 本田さんは「外国の人たちが声を出して反応してくれた。自分たちの英語が通じているとうれしかった。いつか、海外でも活躍してみたい」と、目を輝かせていました。

【制作したビークルと受賞メンバー】

関連記事一覧