東境町 男性盆踊り集団「踊ろう会」

8月18日 かりや盆フェスでも活躍

 のりのきいた白地の浴衣に金と黒のしまの帯、頭に紅白のねじり鉢巻きを結んで威勢よく―。

 愛知県刈谷市東境町に住む男性ばかりの盆踊り集団「踊ろう会」が、北部市民センターで楽しく稽古に励んでいます。


 同会は2008年に結成し、会員は60~70代の13人。東境民謡愛好会の女性たちから踊りを教わり、町内の納涼盆踊り大会や総合運動公園で開催される「かりや盆フェス」に参加して、会場を盛り上げてきました。
 メンバーたちが見せる盆踊りは、しなやかさと力強さを兼ね備え、「さのよいよい!」などの合いの手も息ぴったり。
 指導者の近藤さき子さんは「どこの会場にいても目立つ存在。皆さん練習熱心です」と拍手を送ります。
 発起人の野々山正博さんは「女性や子どもが多い盆踊りの輪に入っていくのは、なかなか難しいという男性が多いが、仲間と一緒なら平気です」と笑い、「今年のかりや盆フェス(8月18日)は4年ぶり。新曲をマスターして楽しむぞ」と腕まくりをします。

【「新曲をマスターして楽しむぞ」とポーズを決める「踊ろう会」のメンバー】

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