愛知県刈谷市の池田晴香さんが大臣賞
″待ち合わせソフト〟を考案・プレゼンテーション
小中学生が未来への提案や課題解決のアイデアを発表する「スタートアップJr.アワード」(文部科学省など後援)小学生部門で、愛知県刈谷市の小学3年生・池田晴香さんが、グランプリの文部科学大臣賞を受賞しました。
決勝大会は2025年3月、東京で開催。全国2214人の中から各部門に13人が出場しました。
池田さんが提案した「小学生のための待ち合わせチャームミートアップ」は、友達との待ち合わせをサポートするソフト。
池田さんは、学校帰りに「一人でトボトボ歩くのは寂しいし、知らない人に会ったら怖い」という自らの不安に着目。一緒に帰りたい友達とその場で交信して、安全に待ち合わせができる仕組みを考案しました。
プログラミングスクールで学ぶ池田さんはデザインツールのCanvaでテキストやイラストを編集し、400以上のプログラミング言語(コードブロック)を組み合わせて試作品を製作。友達や地域の人たちにテストして集めた意見をもとに改良を加え、仕上げました。
決勝大会のプレゼンテーションで池田さんは「リハーサルではめちゃくちゃ緊張したけれど、本番は楽しかった」とにっこり。「完成するまで負けないぞ、と思って最後まで頑張った。いつか商品にできるといいな」と、夢を膨らませています。
