フェンシングの「エペ」で日本一  

愛知県刈谷市の中学生 恵濃煌芽さん

 この春、愛知県刈谷市の中学校に入学した恵濃煌芽さん(1年)が、2月に静岡県で開催された「第10回全国小学生フェンシング選手権大会」小学生5・6年男子の部エペで優勝。日本一に輝きました。
 「積極的に前に出てリズムを作り、相手の隙を突くのが自分の攻め方」と恵濃さん。関東代表との決勝は、足を大きく踏み込んで攻撃を仕掛ける「ファント」を武器に、10対7で勝利を収めました。
 同部門フルーレでも3位に。上位入賞者だけが着用できる「JAPAN」の文字が入ったユニホームを手にし、今後は日本U―13の代表として海外遠征に参加します。
 恵濃さんがフェンシングを始めたのは、小学4年生の時。4歳から続けていたランバイクの仲間に誘われ、「かっこいい、やりたい」と、東郷フェンシングクラブに入会しました。ランバイクで鍛えた脚力の強さで頭角を現し、現在は名古屋市や県外のクラブチームにも出向くなど週5日の練習で技術を磨いています。
 恵濃さんは「技術も精神面も、もっと鍛えて五輪で輝きたい」と大きな夢に挑みます。

【攻めのポーズを決める恵濃さん】

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