多様な性・障がいを考える 「互いを知ろう」
多様な性のあり方や障がいなど、さまざまな生きづらさを抱える人たちと支援者が交流する「西三河レインボープライド」が、3月30日に刈谷総合文化センターで開かれました。
性的少数者(LGBTQ)の当事者らでつくる「西三河レインボーフラッグス」が、市民活動支援基金かりや夢ファンドの助成を活用して開催しました。
当日は、トランスジェンダーを公表する春日井市議の講演や映画上映、市内外から集まった約50人が意見を交換。会場は、「ひとりじゃない」という安心感と、和やかな空気に包まれ、参加者たちは笑い合ったり、率直な思いを交えたりしながら語り合っていました。
参加者の40代男性は、「LGBTQについて、何も理解していなかった自分にショックを受けた」と振り返り、車いすを利用する男性は会場に向かって「もっと外に出て町に溶け込もう。そして差別を感じたら“それはおかしいぞ”と声を上げ続けましょう。互いを知ることが、社会を変えるきっかけになるはずです」と力強く呼びかけていました。
西三河レインボーは2023年発足。原則、毎偶数月の最終日曜日に交流会を開いています。セクシャルマイノリティをはじめ障がい者や外国籍、シングルファミリーなどの皆さんと支援者が、それぞれに抱える思いなどを話し合っています。参加無料。
問い合わせは神倉レイさん☎090・1748・4921.Eメールtyas.kuru2@gmail.com
