米寿を祝ってもう一度

 愛知県知立市立知立中学校の第7回卒業生の有志が、米寿(88歳)を迎えた記念にと「最後の同年会」を11月10日、同市本町の料亭・岐阜屋で開きました。
 市内外から19人が集まって、再会を喜び合い、思い出話に花を咲かせました。
 当時は市内唯一の中学校で同年生は294人。「七草会」と名付け47年前から19回、同年会を開いてきましたが、高齢化を理由に6年前に終了。しかし、市から届いた「88歳敬老祝い」の通知をきっかけに「もう一度集まろう」との声が上がり、近藤豊さん、柴田貴陽司さん、川口昌子さんらが中心となり呼びかけました。
 会は、京都府から駆け付けた河村守彦さんの「乾杯!」で幕開け。会場の岐阜屋は、同年生で故・沢田博之さんの実家でもあり、参加者たちは「きっと彼も一緒にいるね」とほほ笑み「楽しい。また集まって顔を見せ合いたい」という声も聞こえました。
 最後は、秋田尊穂さんの音頭による三本締めで、名残り惜しくも和やかに、宴の幕が閉じられました。

<「心はあの頃のまま」と笑顔でピースの参加者>

 
    

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