50歳山本さんの挑戦

「今が集大成で今しかない」

　「世界大会はもちろん優勝しかないです。この勢いで世界の頂点取りにいきます」
　刈谷南中出身の山本龍秀さん（50）が、ボディービルディングの世界大会「ワールドレジェンドクラシック」（12月13日、埼玉）のメンズフィジークマスター部門で2回目の世界大会優勝を目指しています。
　若い頃はキックボクシングや総合格闘技をしていた山本さん。けがで格闘技を離れ、38歳の時に同競技を始めました。44歳で「アマチュアオリンピアジャパン2019」に出場し、世界一に。
　現在は名古屋で、パーソナルトレーナーやウエートトレーニング指導をするジムの代表をしています。
　今年4月に大阪で開かれた大会で優勝して世界大会の出場権を獲得。10月に名古屋で開かれた大会でも優勝しました。「初めて母と妹に見に来てもらい、母は喜んでくれて親孝行になったと思う」と笑顔を見せます。「50歳となった今が集大成で、今しかない！　と自分を奮い立たせています。どこまで自分がいけるか分からないけれど、あと10年、還暦まで頑張りたい」

（刈谷ホームニュース11月28日号掲載）