今夏で見納め花池のハス
高齢化で保全活動の花池蓮愛好会が解散
今川町の「花池蓮愛好会」(三治雄一会長)が今年を最後に、約20年の活動に幕を下ろします。会員の高齢化が主な理由ですが、花池隣の鑑賞田ではハスが咲き始め、7月19日まで「蓮まつり」を開きます。三治会長は「今年で最後なので、たくさんの人にハスの花を見てもらいたい」と来場を呼びかけています。

花池は江戸時代、現在の国道1号を挟んで南西へ400㍍ほど離れた同町の乗蓮寺建立の際に必要な土を採取した跡地で、昔は自然にハスが育っていたらしく、住民は「子どもの頃は白いハスが咲いていた」と話します。
2005年、花池にハスが咲いていないことに気付いた住民らが、翌06年に会を発足。はびこった藻、ごみの除去などをして水質をよみがえらせ、池隣にハスが群生する鑑賞田を作るなど、環境保全や景観向上活動を続けてきました。
発足当時16人だった会員は、現在55人に増えましたが、70~80代が多く、3千平方㍍の足場の悪い泥地を長靴で作業するのは危険で困難。土が弱り、花が咲かないなど連作障害もあって、ことし4月に総会で会の解散が決まりました。
会はこれまで、除草や施肥などの世話のほかにハスの実の念珠やアクセサリー作り、レンコンの収穫などの活動もしてきており、会の継続を望む声もあったと言います。前会長の塚本隆雄さん(81)は「ハスは早朝がきれい。花だけでなく、葉の下のつぼみも見どころ」と、名残惜しそうに話します。
◆蓮見の会 11、12日午前8時30分から10時30分まで茶や菓子の振る舞い、ハスの実のアクセサリー販売も行われます。販売は7月4、5、18、19日の同時間でも開かれます。駐車場は平日、今川地区駐車場(一部)、土日は大榮産業へ。

