電動スクーター発売

刈谷市井ケ谷町の二輪メーカー「プロト」が改良開発

【電動スクーターと近藤社長】

 二輪メーカーのプロト=井ケ谷町=が今夏、電動スクーター「GEV600」を発売します。イタリアの二輪ブランド「ベネリ」によるスタイリッシュなデザインを採用した最新モデルで、7月末から8月にかけての市場投入を目指しています。


 同社は電動モビリティーの活性化を図るプロジェクト「PLOT e-vision」を掲げており、3年前にスポーツモデル(マウンテンバイク)の電動アシスト自転車を日本で初めて型式認定を受けて市場に出し、大きな注目を集めました。その後も折りたたみ電動アシスト自転車を手掛けるなど、信頼と実績を積み重ねてきました。

 電動スクーターは中国メーカー「GOCCIA」の製品を基に安全性・耐久性・実用性などを改良開発したもので、走行は排気音がなく静か。家庭用コンセントで充電できます。「ガソリン車に比べて航続距離は少ないですが、1日30キロ程度の移動であれば、こちらの方が快適に走れます」と開発担当者。また、従来の電動バイクは家電量販店やネット通販が中心でしたが、同車種は全国の二輪販売店で販売。メンテナンス面の課題も解消しました。


 車両の色はブルー、レッド、ブラック、ホワイトの4色。価格は14万8000円(税別)。近藤芳光社長は「コストパフォーマンスに非常に優れた電動スクーターです。ちょっとした買い物や通勤にいかがですか」と話しています。問い合わせは、同社TEL0566-36-0557

(刈谷ホームニュース2020.07.24掲載)

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