7月31日まで 堆肥を無料提供

刈谷市のヒラテ産業 食品ごみをリサイクル

【堆肥袋を手にする平手社長】

 産業廃棄物の収集運搬・処理を手掛けるヒラテ産業=刈谷市小垣江町(工場・事務所)=は、ごみのリサイクル事業の一環として、地域のスーパーから寄せられた食品資源を再利用して堆肥を作り、市民らに無料提供しています。7月31日まで。
 同社は2008年からユニーとJAあいち中央と協力し、毎日2トンの食品資源を受け入れ、もみ殻などと混ぜ合わせて堆肥化。これをJAに提供しています。夏季は野菜の収穫期で堆肥があまり使われないため、7月の1カ月間、家庭菜園などを楽しむ人たちへ期間限定で提供することにしました。
 配布する堆肥は計50トン。農場や家庭菜園などの土作りに適しているといい、希望者には10リットルか30リットルの袋に詰めて渡します。「SDGsの取り組みに注目が集まっています。ごみのリサイクルと地域の皆さまの役に立てれば」と平手皓樹社長。
 堆肥の受け取り場所は、小垣江町御茶屋下6―8の同社工場。提供時間は午前10時~午後4時。堆肥の配布はなくなり次第終了。希望者は事前に連絡を。
問い合わせは、同社TEL0566-21₋1456

(刈谷ホームニュース2021.7.23掲載)

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