育てた〝安城メダカ〟を放流

生物共生田んぼに5900匹

 絶滅が危惧されているニホンメダカの保存を目指す「安城メダカ里親プロジェクト2021」の放流式が、安城市赤松町の「生物共生冬水田んぼ」で行われました。


 プロジェクトは、里町の柿田公園管理事務所「エコきち」が企画し、今年で8回目。メダカに詳しい愛知教育大学名誉教授岩松鷹司さんの指導の下、6月に飼育講習会が開かれ、雄2、雌3匹を配布。各家庭で約4カ月にわたって飼育し、繁殖させました。

 放流式にはプロジェクトに参加した12家族33人が出席。計5900匹を田んぼに放ち、参加者らは大切に育てたメダカがスイスイ泳ぐ姿に目を細め、「元気でね」と手を振って見送りました。優れた観察記録者の表彰式も行われました。

【安城ホームニュース2021.10.22号掲載】

【育てたメダカを放流】

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