安城・アンフォーレの誕生秘話や魅力を紹介

『アンフォーレのつくり方』発刊

 安城市中心市街地拠点施設「アンフォーレ」の、開館までのいきさつなどをまとめた書籍『アンフォーレのつくりかた 図書館を核としたにぎわいの複合施設』が、2月に刊行されました。

 同書は、市長や建築家、行政職員、図書館員、利用者など、さまざまな立場の人の関わり方や思いなどを収録。アンフォーレのロゴマークをデザインし、東京オリンピックのピクトグラムを手掛けた安城市出身のグラフィックデザイナー廣村正彰さんの特別インタビューも掲載しています。

 編者で図書館総合研究所主任研究員の岡部晋典さんと発行元の出版社樹村房の安田さんが、市役所の神谷学市長(当時)を表敬訪問。岡部さんは関係者ら25人にインタビュー取材したと言い、「直接携わった人の生の声を集められました。他の自治体が新図書館をつくる時の参考になる一冊」と話しました。神谷市長は「デジタル化時代に新しい図書館をつくることは批判もあったが、若い人も集まりやすい、開放的な図書館をつくりたかった」と当時を振り返りました。

 A5判、320㌻。税込み3080円。最寄りの書店で注文できます。

【安城ホームニュース2023年2月24日号で掲載】

【2月に発刊された「アンフォーレのつくりかた」表紙】

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