映画「チョコレートな人々」

愛知県刈谷市泉田出身の鈴木さんが監督

 愛知県刈谷市泉田町出身で東海テレビ報道部記者の鈴木祐司さんが監督を務めたドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」が3月24日から、刈谷市御幸町の刈谷日劇で上映されます。4月6日まで。


 映画の舞台は、従業員の約6割が心や体に障がいがある人、ひとり親、性的少数者、不登校経験者らというチョコレート菓子専門店「久遠チョコレート」。同店代表の夏目浩次さんが、誰もが一緒に働ける職場づくりに力を注いだ約20年間を鈴木さんは追い続け、従業員たちの働く喜びが自信へと変化していくプロセスを映像に記録しました。


 「豊橋で開業、現在、全国52拠点で事業展開するまでに成長した店の取り組みは単なる就労支援の域を超え、誰もが生きやすい社会づくりのヒントに。経営者や職場のリーダーの方にも見てほしい」と鈴木さん。「生まれて初めて行った映画館が刈谷日劇。ここで自分の作品を刈谷の皆さんに楽しんでいただけたら」と呼びかけます。


 25日午後2時40分からの上映後、鈴木さんの舞台あいさつがあります。スマホアプリの「UDキャスト」で字幕(日本語、英語)、音声ガイド対応。問い合わせは刈谷日劇TEL0566-23-0624 

【監督を務めた鈴木さん】

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