待ちに待った「大名行列」

市中に広がる歴史絵巻

5月5日 殿・姫・奴ら350人

 江戸時代の華麗な歴史絵巻を繰り広げる「刈谷の大名行列・山車祭」(愛知県)が5月5日、5年ぶりに市中心部で開催されます。  

 行列には、かごに乗った殿様をはじめ、徳川家康の生母「於大の方」ら華やかな着物姿の3姫、奴衆や馬にまたがる家老、少女武者が登場。総勢約350人が練り歩き、絢爛豪華な山車2台が引き回されます(雨天中止)。


 大名行列は、司町の市原稲荷神社の祭礼として江戸時代中期に始まったとされ、十万石の格式を持つ「秋田出来守」という架空の殿様が神社のみこしを警護する形を表現しています。
 当日は、午前11時25分に寺横町の正覚寺を出発し、午後3時30分に同社に到着。行列の前方を行く奴たちが、かけ声に合わせ足をひねり上げるような所作を見せる「奴のねり」(市指定無形民俗文化財)は東陽町(正午)、万燈通り(1時50分)、於大通り(2時35分)、同社(3時35分)の4カ所で披露されます。
 

 普段、刈谷市歴史博物館に保管されている旧肴町と旧新町の山車(市指定有形民俗文化財)は11時40分頃、万燈通りで行列に合流。同通りのアトラクション会場では正午から野点茶
会、午後0時45分から刈谷城盛上げ隊の演舞が行われます。
 刈谷春祭保存継承委員会主催。大名行列保存会、奴の練保存会、山車祭保存会、市観光協会共催。

【独特な所作で練り歩く奴のねり(過去の様子)】

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