岡崎市 食糧支援で災害協定

 岡崎市は昨年11月28日、オカザキ製パン=同市赤渋町=と「災害時における食料の供給等に関する協定」を結びました。

 協定の内容は、災害時に同社が製造するパンや米飯などの食料を市に優先的に供給する他、市が設置する避難所などで同社が炊き出しを行い、連携して被災者を支援します。

 同日、市役所で締結式があり、中根康浩市長と早川勝博社長が協定書に署名しました。「弊社は今年創業90周年。地域支援の一環として、市と災害協定を結ぶ運びとなりました。災害はいつ起こるか分かりません。協定によって、食糧支援がスムーズにできることを期待します」と早川社長。中根市長は「災害時の避難生活の中で、食べることは一番大切なこと。協定を結べたことは大変心強い」と話していました。

【協定書を手にするオカザキ製パンの早川社長(左)と中根岡崎市長】

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