げんきプラザ利用1500回達成

高松町の木村弘美さん

 愛知県刈谷市の木村弘美さん(82)が3月23日、市の健康づくり施設「中央げんきプラザ」=若松町=の利用1500回を達成しました。
 同施設のオープンと同時に利用を始め、13年。木村さんは「ここでの運動が元気の源。体の健康が気持ちを前向きにしてくれる」と、はつらつとした笑顔を浮かべます。


 10代で社交ダンスを始め、指導者としても活躍しましたが、70歳を迎える頃に20代の生徒の立ち姿を見て「そろそろ引き際だな」と引退を決意。それでも「身体を動かし続けたい。バランスよく鍛え直そう」と同施設に週3回ほど通い、指導を受けながら約2時間のトレーニングに汗を流しています。


 年齢とともに表れやすい腰や膝などの痛みもないそうで、ダンス講座でポーズが決まった時は、『まだいけるかも』とうれしくなっちゃった」と茶目っ気たっぷり。同施設のスタッフらは「木村さんの明るさで周囲が和む。新会員さんが溶け込みやすいよう、さり気ない気配りもしてくださる」と目を細めます。
 木村さんは「何をするにも、体の調子を心配して諦めることはないですね。それが一番の幸せ。次は2千回を目標に頑張ります」と、元気いっぱいです。

【レッグプレスで筋トレする木村さん】

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