知立神社に15種25匹を奉納

コイ愛好家の杉浦さん

 知立神社で4月26日、「紅白」や「大正三色」など15種類、25匹のコイが奉納されました。奉納されたコイは、知立市内で建築メーカーを営んでいた杉浦知博さん=刈谷市=や、専門業者が育ててきた、長さ45~95㌢、20㌔ある大きいものもあります。
 30年前から杉浦さんは遍照寺=知立市弘法町=でコイを奉納しており、今年1月に知立商工会の新美会長から知立神社の神池への奉納を打診されました。
 杉浦さんの母の実家が知立市の重原地区で、幼少期に祖母と同神社でコイを見たという「楽しい思い出」から快諾。
 同池には50匹ほどコイがいましたが、その倍ほどの大きさのコイが、専門業者の手から1匹ずつていねいに放流されると、見ていた人から「大きい」と驚きの声が上がりました。
 コイの世話をする同神社の加藤知宏氏子総代長は「こんなに大きく見事なコイをいただき感謝です」と喜びました。
 杉浦さんは「コイはけんかをしない平和の象徴です。子どもたちに見てもらいたい」と話しました。
 奉納が終わった後に、知立保育園の2歳児が散歩に訪れ、放流されたばかりのコイに「大きい」「すごい」などと、興奮して眺めていました。

知立神社の神池に放流されたコイ

関連記事一覧