知立南中の金城祐さん、男子100メートルで全国へ
―「目標は10秒8台、表彰台に立ちたい!」―
愛知県知立市立知立南中学校3年生の 金城祐さんが、8月19日から沖縄県で行われる「令和7年度 全国中学校体育大会 第52回全日本中学校陸上競技選手権大会」の 男子100メートル種目に出場しました。
金城さんは、6月に行われた「西三河中学 通信兼西三河中学校選手権大会」で、全国大会の標準記録11秒10を上回る 11秒04 をマーク。見事、初めての全国大会出場をつかみとりました。
大会前のインタビューで「後半からの加速が自分の強みです。目標は10秒8台を出して、表彰台に立ちたい」と、力強く語る金城さん。全国大会前のルーティンは会場へ向かう車の中で、「母が作ってくれるチキンサラダを、食べること」。今回の大会が開かれる沖縄は、母親の故郷でもあり、「少し親孝行ができたかな。祖父母も応援に来てくれるみたいで楽しみです」と笑顔を見せました。
学校の陸上部に所属すると同時に2年の11月から、さらなるレベルアップを目指して、クラブチーム 『安城JY』 に入団。走りの技術をはじめ、コンディションの整え方や生活習慣の見直しなど、本格的に陸上と向き合うことで、アスリートとしての意識も芽生え「栄養バランスを意識して食事をとるようになり、夜ふかしもやめて、しっかり睡眠をとるようになりました」。
昨年7月のタイム11秒36から今年の春には 自己ベスト10秒91 へと記録を伸ばしてきました。
大会では、日程の遅れで20日に行われた100㍍男子予選で金城さんは 12組2位 記録は10秒9993と力走。 惜しくも決勝進出は逃しましたが、「決して“無理”とは言わない」という真っすぐな姿勢で、日々成長を続けています。



