仲間の笑顔支えて30年 けやきの会 愛知県知立市

 愛知県知立市で、障がい者支援に取り組む社会福祉法人「けやきの会」が、活動開始から30周年を迎えました。
 ベーカリーカフェ「メープルけやき」(八ツ田町)をはじめ、障がい者の働く場や共同生活、ショートステイなど市内8カ所で事業所を展開しています。
 会の前身は1983年、養護学校卒業生の働く場所として始まった小さな作業所。たった2人からのスタートでしたが、行政や地域の協力で93年に法人格を取得。現在は18~72歳の約60人の〝仲間〟が、各事業所で生き生きと活動しています。
 地域の盆踊りやイベントにも積極的に参加して、「障がいがあっても、こんなことができるんだね」と市民の理解を深めています。
 職員の鈴木百合さんは「〝仲間〟が周囲に認められ、誰かの役に立つ喜びを感じている姿を見るのはうれしい」とほほ笑み、メープルけやきで働く中山亮さんは「ここには仲間がいる。おいしいお菓子を一生懸命に作っています」と話します。
 橋本喜己理事長は、「たくさんの方に支えられてきました。職員の働く環境整備も課題。やりがいある職場が支援の質の向上につながる」と語りました。
 1月23日にはパティオ池鯉鮒で30周年記念式典が開かれ、多くの人が参加して節目を祝いました。

【30周年を祝うけやきの会の”仲間”たち】

 知立くらしのニュース2026年2月27日号 掲載

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