スマホで回覧板 新地町内会
愛知県知立市で、町内の情報伝達手段「回覧板」の電子化が進んでいます。
新地町内会では2025年、市の補助金を活用した地域ICTプラットフォーム「結ネット」を導入。実証実験を経て、本年度から電子回覧板の本格運用がスタートしました。
スマートフォンやタブレットで、町内会からのお知らせなどを確認できる電子回覧板。紙の回覧板のように順送りで回す必要がなく、登録世帯へ一斉配信できるため、迅速な情報共有と役員の負担軽減につながります。
同町は、全1800世帯ほど。町内会に加入する約700世帯のうち、約400世帯が同システムに利用登録しています。「必要な時に確認できる」「文字が拡大でき見やすい」「面倒くさくない」という声がある一方で、操作や安全面への不安に登録をためらう声も。
岩井良輝区長は「使ってみると簡単だと分かり、住民同士で教え合う場面も見られます。パスワード管理で安全性にも配慮しています」と話します。
発災時の住民の避難状況の把握、催事への出欠数の集計など、今後、さまざまな場面での活用が期待されており、岩井区長は「一番の目的はコミュニティーづくりです。災害時に、大きな力となる地域のつながりを育む手段として広めていきたい」と語っています。
同町の他にも市内5町が、回覧板の電子化を進めています。

の画面を見せる岩井区長】

