学校・地域一体で子育て

知立南小 住民交えボランティア説明会

【知立南小学校で開かれた説明会】

 知立南小学校で6月26日、保護者だけでなく新たに地域住民にも参加を呼び掛けたボランティア「南の会」の説明会が開かれました。
 同校は、文部科学省が推進する地域一丸の子育て事業「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」に市内で最初に取り組んでおり、南の会やPTA、とーちゃんの会、スクールガードなどのボランティア団体が所属する学校区青少年健全育成協議会(通称「みなみ育成会」、愛称「みな丸の会」)を設立しました。
 同育成会の下阪将三会長は「地域の皆さんにも学校に興味を持ってもらい、学校区の3町(新林、谷田、西中)に徐々に浸透させ、学校を中心に地域をつくっていきたい」と話します。
 南の会は、保護者ボランティアとして平成18年に発足。「地域に根付いた学校」「安全な学校」を目指して活動してきましたが、本年度からは地域の人たちにも関わってもらえるよう、門戸を広げました。
 説明会には、保護者や各町でボランティア活動をしている約30人が参加。学校・防犯・環境活動などボランティアの内容が説明されました。地域と学校をつなぐコーディネーターで、4年生の子が通う神谷智恵さんは「子どもたちがいろいろな経験を積めるよう、地元の方の力を貸していただきたい」。
 福井信也校長は「学校と地域が一緒になって取り組むことで、地域も育ち、子どもたちもますます成長するでしょう」と期待を寄せます。10月に開催予定の運動会には、地域の人たちも参加できる種目を計画。会員は随時募集しています。

知立くらしのニュース2020.07.24掲載

関連記事一覧