住まいの道場

家づくりは材質から品質へ -7-

 現在の新築住宅は、長期優良住宅・低炭素住宅など、住宅の耐震性・断熱性に優れた家づくりが基本となっており、安心と快適さが実現できます。
 昭和の木造住宅は、柱はひのきで屋根は日本瓦(和瓦)、土壁(真壁)が主流で、私も多くのお客さまに「通し柱6寸・管柱4寸の入母屋造り」で家づくりをしてまいりました。当時は和風住宅にこだわった方も多く、ひのき柱はもちろんのこと床の間・長押・欄間など材質の良し悪しで評価されてきました。

【昭和の木造住宅の主流だったひのき】

 台風・地震など自然災害の多い日本の住宅は、今後、構造計算された耐震性・耐風性に優れた品質と、地球温暖化によるエコで断熱性能に優れた品質を確保し、快適に暮らすための設備を満たした家づくりが求められると思います。

 ナイスホーム会長・兵藤

(安城ホームニュース 2020.1. 24掲載)

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