知立の高校でイルミネーション

山本学園3号館で25日まで 力作で地域を元気付ける

【点灯を喜ぶ生徒たち】

 山本学園情報文化専門学校高等課程の生徒らが、同校3号館(内幸町)の校舎をイルミネーションで飾りました。11日に点灯式が行われ、生徒、職員らのカウントダウンで一斉に明かりがともりました。25日まで、地域にも開放しており、自由に観賞できます。日没から午後9時まで。
 新型コロナの影響で学校行事の中止や縮小が余儀なくされた生徒らの思い出づくりにと実施。コロナ禍で活気を失った地域を元気付けるのも目的です。
 生徒会を中心にした実行委員会の83人で設置。県内外の企業から協賛を受け、電球約1万5000球とモチーフタイプのイルミネーションを取り付け、「写真映えスタジオ」も制作。「各科の特技を生かし、アイデアを出し合いながらチームワークで作り上げました。みんなの絆も深まりました」と男子部生徒会の笠哲大会長(3年)。
 点灯すると生徒らは、イルミネーションや写真映えスタジオの前で写真を撮ったり、会話を弾ませたり。安岡真子さん(2年)は「何度も作り直して大変だったけど、きれいに光ってうれしい」。
 女子部生徒会長で実行委員長の鈴木ことみさん(3年)は「高校生活最後の行事をみんなの力でやり遂げられ、最高の思い出になりました。点灯した今、制作中のことも思い出して感動しています」と笑顔を見せました。

知立くらしのニュース2020年12月18日掲載

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