空手全日本ジュニアで2人が健闘

知立南中1の小澤君が準V、知立小5の斉藤君が4位

 知立南中学1年の小澤誠太朗君(世界闘英会)が12月20日、豊田市で開かれた空手道大会「全日本ジュニアチャンピオンシップ」中学1年男子重量の部で準優勝に輝きました。知立小5年の斉藤航樹君(立志会)も同大会・小学5年男子軽量の部で4位に入りました。
 一昨年10月の岐阜県大会で、小澤君は優勝、斉藤君は準優勝し、共に今大会の切符を手に入れました。

【準優勝の小澤君】

将来は世界チャンピオンが夢

 新型コロナウイルスの影響で約1年ぶりの公式戦。小澤君は、厳しい試合が続きましたが順調に勝ち上がり、決勝の4回戦は接戦の末延長戦に突入しましたが惜敗。「冷静に戦っていれば勝てる試合だった」と悔しさをにじませます。
 空手を始めたのは4歳から。週2回の稽古の他に、父勝美さんを相手に毎日稽古に励んでいます。同大会では小学4年生から入賞し続けていますが優勝まであと一歩。勝美さんは「泣いて稽古をしているうちはまだまだ」と言いながらも「試合で頑張っている姿を見ると目頭が熱くなる」と見守ります。
 小澤君は「父には感謝している。目標はチャンピオンシップでの優勝。将来は世界王者が夢」と力強く話します。

【4位入賞の斉藤君】

全国制覇が目標

 斉藤君は2回戦で右足甲を痛めながらも3回戦を勝利。準決勝では、再延長までもつれ込む熱戦を展開したものの、惜しくも敗れました。3位決定戦では、力が出せず0―5で敗退しましたが「単調にならず、プレッシャーをかけながら攻撃できるようになり成長を感じる」と立志会代表の瀬戸口利秋師範。
 斉藤君は「今回は精いっぱいできた。全国大会で優勝するのが目標」と意気込みます。

知立くらしのニュース2021.02.26掲載

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