知立南中で「花火大会」

生徒と地域が力を合わせて実現

 知立南中学校生徒会と同校コミュニティスクール「南風会」が12月21日、「知立南中学校SDGs花火大会」を同校グラウンドで開き、多くの人が花火と音楽の共演を楽しみました。
 この花火大会は2023年12月に初めて行われ、地域住民から「ぜひ続けてほしい」との要望を受けて開催。
 生徒会や実行委員らが「知立よいとこまつり」などの祭りに出店したり、同校でバザーを開いたり、年間を通して資金集めを行い、クラウドファンディングでも資金援助を呼びかけ、その結果、合計約50万円が集まりました。
 当日はキッチンカーや豚汁、おしるこ、おもちゃの販売ブースが並び、明るい時間帯からにぎわいを見せました。午後4時から同校吹奏楽部によるMrs.GREEN APPLEの人気曲メドレーの演奏でスタート。和太鼓部や有志の発表なども会場を盛り上げました。
 日没後の6時15分から、back numberの「クリスマスソング」やRADWIMPSの「スパークル」など、この日のために編集された音楽にシンクロする花火が打ち上げられ、生徒や地域住民らは色鮮やかな花火を楽しみました。
 前期生徒会長の加藤陽生さん(3年)は「資金集めにいろいろな祭りに出店しました。暑すぎて祭りに人が集まらなくて苦戦しました。生徒会だけではなく、実行委員、PTA、コーディネーターの皆さんの力があって実現できました。感謝の気持ちでいっぱいです」と晴れやかな笑顔で話しました。

(知立くらしのニュースWEB版 2025年1月10日号掲載)

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