知立南小4年生がEM団子投入

「きれいな川に」願い1500個

 知立南小学校4年生117人が9月17日、EM菌(有用微生物群)団子を学校の東側を流れる割目川に投入しました=写真
 総合的な学習や社会科で川や水、土などの浄化や微生物について学んでおり、EM菌もその一つ。酵母菌や乳酸菌など人間に有用な微生物を混ぜ合わせて作るEM菌は掃除や作物の育成、川などの水質浄化などに使うと効果的とされています。
 7月に「やなべエコクラブ」の竹内睦治代表らを講師に招いてEM菌の活用法や効果などを学習。EM菌を練り込んだ土でテニスボール大の団子約1500個を作りました。
 1カ月半以上乾燥させると、カビの胞子が増え、白く硬い団子に。児童らは「川がきれいになりますように」と一斉に投げ入れました。
 「団子は最初、臭かったけど、今日は臭わなかった」「茶色の団子が白くなってびっくりした」「川がきれいになって遊べるくらいになるといいな」などと児童たち。竹内さんは「川を時々のぞいてみてくださいね」と語り掛けました。

知立くらしのニュース10月9日掲載

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