ひな人形を飾って50年〈刈谷〉

絢爛豪華な7段飾りと3段飾りのひな人形につるしびな、市松人形、陶器や布製のひな飾りがずらり―。
「娘の初節句から約50年。立春を過ぎた頃に飾ります。娘の7段飾りと15歳の孫の3段飾り、つるしびなが2つ、市松人形に、他は30点ほど。おひなさまが好きで毎年楽しんで飾っています」と話す井ケ谷町の近藤みよ子さん(77)。
近藤さんの目線ほどの高さの7段飾りは、飾り台を作るのが「一苦労」と近藤さん。脚立を使って1日ほどかけて、1人でていねいに飾ります。
2体の市松人形が着ているのは、近藤さん自身がお宮参りや1歳頃に着用した77年前の着物と、娘のために準備した50年前の着物。「私のおひなさまは母が人形供養に出してしまったけど、着物は取っておいてくれてね」と懐かしみます。
1990年頃から、陶器や布で作られたひな人形も集めるように。「集めた中から、飾るのを選ぶのも楽しみの1つ。80歳まで頑張って飾ります」。
刈谷ホームニュース26年2月27日号掲載

