しめ縄用に青田刈り

浜町 女性9人が汗

 しめ縄の材料となる稲わらの「青田刈り」が、浜町にある約200平方メートルの農地で行われました。

 JAあいち中央刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」の9人が参加。穂が出る前の青々とした稲を、鎌で手際よく刈り取りました。

 「柔らかくて、縄をないやすい」という、うるち米の稲で、しめ縄約500個分を収穫。農地近くのマーケット「でんまぁと」の駐車場で天日に2日間さらした後、会員たちが自宅で保管して、11月下旬に市内の小学校などで開く「しめ縄づくり」に使用します。

 20年以上前から続く活動で、田植えも稲刈りも手作業。「根元すれすれに刈ったり、色の悪いものをよけたり、機械ではできない作業だから」と手間ひまを惜しみません。

 会長の江川さんは「正月飾りなので縁起良く。全員、笑顔で頑張っています」と汗を拭っていました。

【猛暑の中、収穫をするメンバーたち】

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